ブランドについて
ブランドヒストリー
ASOLOは、世界でも有数の靴の生産地として知られるイタリアのモンテベルーナにて1975年に創業。「あらゆるアウトドアフィールドに最適なフットウエアを提供すること」を最大の目標として掲げ、世界に先駆けて合成繊維の登山靴や「GORE-TEX」を採用した登山靴、プラスチックブーツといった革新的で高機能なマウンテニアリング・シューズの実用化を成功させてきました。
以来、世界的なリーディングカンパニーとして高い評価を獲得している同社ですが、その製品のラインアップはハイエンドなアルパインブーツにとどまらず、ライトハイクやウォーキングを楽しむモデルまで多岐にわたり、世界に類を見ない「総合アウトドア・フットウェアブランド」として地位を確立しています。
アゾロのオーナー・ザナッタ家の歴史
1946年、ネルヴェーザ・デッラ・バッターリア(イタリア)にて
暗黒の第二次世界大戦時、人々は恐怖の中で生きてきました。誰もが祖国を救おうと望んだ時代、人々は自分の国の自由のために戦いました。今は教科書に載るその時代ですが、生き残った人々には今なおありありと思い起こされる忘れることのできない時代です。そしてこの時代にザナッタ家は新しい幕開けを迎えます。
1946年、イタリアのネルヴェーザ・デッラ・バッターリア出身のザナッタ家は、祖国を救うために新しい道を選びました。きつく、障害だらけで、行く先も目指すところも誰にもわからない、ひたすら靴への情熱を注ぐことになる道です。
すべては家族経営の小さなお店からはじまりました。年を追うごとに、正確なものづくりをしたいという思いは増し、それにつれて小さなお店も発展していきました。
大戦終結によりイタリアの経済状況が変化し、経済が花開きました。経済成長の時代、ザナッタ家の職人たちの情熱は増す一方でした。第2世代は両親の伝統を職人たちに引き継ぎながら、着々と展開を進めていきます。
靴製造をはじめて2世代目にあたる、アンブロジアーノ・ザナッタ
1998年、アンブロジアーノ・ザナッタの子どもたちで、第3世代にあたるマルコ、ルカ、アンナがアゾロブランドを買い取りました。アゾロは靴製造業者や多くの人々に認められるブランドです。実際、1975年にタンツィ家によって立ち上げられたアゾロは、コーデュラを最初に登山靴に使用するなど、市場だけでなくアウトドアに対する見方さえも変える革新的なものづくりをしてきました。
妹のアンナとともにアゾロのオーナーを務めるマルコ(写真左)とルカ(写真右)
現在、ザナッタ家には第4世代が加わり、世代から世代へと受け継がれる伝統と革新性との完璧な調和を目指し、靴製造の挑戦を続けています。